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インフルエンザ予防接種開始しました

新型コロナウィルスは変異を続け、2020年当初の致死的な症状は起こさなくなってきた上に、ワクチンの副反応はやはり強いと言わざるを得ません。
一方インフルエンザは今でも重篤になりやすい感染症であり、ワクチンの副反応ははるかに軽微です。
強い副反応がありながら感染した場合の症状があまり強くない新型コロナウィルスに対するワクチンはリスク対効果の面でお勧めできませんが、インフルエンザワクチンは十分な意味があり、インフルエンザワクチンの接種をお勧めします。
65歳以上の方および60~64歳で心・腎・呼吸機能障害または免疫機能障害を有する方には、10月1日から市の補助のもとに接種が開始になっております。
市からの補助のない方に対しては、1回目:¥4,000、2回目:¥3,000で承ります。
ご希望の方は受付の方でご予約をお願い致します。

理学療法士さんを募集しています

理学療法士さんを募集しております。
経験の浅い方でも大歓迎です。
当院では、理学療法士長を中心に技能研修会・勉強会を定期的に行っており、結果の残せるPTさんに成長していただけます。
詳しくはハローワーク求人票をご覧ください。

理学療法士増員しました

2020年は2年ぶりに新卒理学療法士を採用することができました。
これで在籍理学療法士は常勤10名となりました。
介護リハビリ担当はこれまで通り2名で、運動器リハビリテーション担当が8名となります。
新理学療法士は5月から臨床の現場に立ちますが、先輩と遜色ない治療ができるように4月の間にしっかり研修を行わせます。
よろしくお願い申し上げます。

デイケア専属の理学療法士を配置しました

かわごえクリニックでも2017年5月から介護保険を使った通所リハビリテーション(要介護の方向け)と介護予防通所リハビリテーション(要支援の方向け)のサービスを開始しました。
これらのサービスは名前が長いので、ひとくくりに「デイケア」と称されています。
開始当初は月間の利用者様が12名で、1日当たり3名ほどでしたので、9名在籍している理学療法士のうち5名に曜日ごとの日替わりで1日1名ずつデイケアを担当してもらっていました。
現在利用者様が月間34名となり、曜日によっては10名の利用者様がある場合もあり、今後利用者様は更に増える見込みですので、デイケア担当の理学療法士を増員する必要が生じてきました。
そこで、2019年1月より2名の理学療法士をデイケア専属とし、毎日その2名でデイケアを担当することに致しました。
これにより、デイケアを担当する理学療法士が固定され、利用者様の症状の推移を見逃しにくくなると考えております。
デイケアのご利用につきましては院長にご相談ください。

2019年1月から水曜日の診療体制が変更になります

2019年より働き方改革関連法が施行されるのに伴い、全職員に年5日有給休暇を取得させることが企業に義務づけられます。
当院では基本的に職員全員がきちんと役割を分担して、無駄なく就業しておりますので、誰か1人でも休むと診療に支障をきたす状態です。
そういう状態ですので、職員1人1人が任意で有給休暇を取得するとクリニックとして機能できなくなるため、クリニックを閉院して職員全員が一斉に有給休暇を取得する時間を設けることに致しました。
2015年6月に当院を開設して以来、水曜日以外の日が祝日となった場合は、祝日にお休みをいただいて、その代診としてその週の水曜日に全日診療させていただいておりましたが、2019年1月から水曜日に開院する場合には、午前中だけの診療として、午後は全員が有給休暇を取得するため休診する体制にさせていただくことと致しました。
まずは2019年1月14日(月)が成人の日で祝日となりますので、1月16日(水)は9:00~13:00のみの診療となります。
受診される患者様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、ご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。

脊椎脊髄外科専門医に認定されました

日本では脊椎脊髄における外科的疾患の診断治療は旧来整形外科医が担当してきましたが、欧米ではNeurosurgeon(神経外科医)が担当します。
そういう背景で、40年前頃から日本においても脳神経外科でも脊椎脊髄外科を担当されるようになってきました。
整形外科では日本脊椎脊髄病学会を設立し、脳神経外科では日本脊髄外科学会を設立し、各々の学会で脊椎脊髄外科の指導医や認定医が存在することとなりました。
昨今の専門医ブームを受け、両学会で統一した「脊椎脊髄外科専門医」を認定する運びとなり、今年から認定試験が開始となりました。
このたび私も試験に合格し、脊椎脊髄外科専門医に認定されることになりました。
もう手術を執刀する立場ではありませんが、手術を必要とされる状態かどうかの見極め、手術を必要としない場合の保存的治療、脊椎手術後のリハビリなどではお役に立てることと存じます。
よろしくお願い申し上げます。

リハビリテーションのココロ

リハビリテーション(rehabilitation)という言葉は、ラテン語の「re」(再び)と「habilis」(適した)の組み合わせに由来します。
すなわちリハビリテーションとは、「再び適した状態になる」あるいは「本来あるべき状態へ回復する」ための治療を意味します。
整形外科で行う運動器リハビリテーションは、外傷・疾患・老化によって生じた身体的不自由を、可能な限り本来あるべき状態にまで回復してもらうことを目的とします。
このためには、症状の原因となっている患部の柔軟性・安定性の劣化を改善させることが不可欠です。
つまり、運動器リハビリテーションでは、①四肢・体幹の可動性を増大させる、②四肢・体幹の筋力を向上させ安定性を得る、という相反する2つの目標をバランスよく達成する必要があります。
これこそがまさに当院のスローガン「しなやかで強い身体づくりを目指して」の意味するところです。
その目的で、当院でのリハビリテーションは、理学療法士をマンツーマンでつけたオーダーメイドのプログラムによる、ストレッチと筋力増強訓練を主体としております。
1回ストレッチしてもらえばたちまち可動域が増大するわけでも、1回のトレーニングですぐに筋力が増強されるわけでもありませんが、正しい方法で無理なく無駄なく「本来あるべき状態への回復」を目指して、根気良く続けていただくことこそがリハビリテーションのココロなのです。

介護リハビリ始めました

介護保険は、65歳以上の方に適用される健康保険費の削減を目的として制定された制度です。
国民健康保険または社会保険を使って整形外科で行う運動器リハビリテーションには期限が定められており、ある一定の期間を超過すると運動器リハビリテーションを続けることができなくなっております。
しかしながら、運動器リハビリテーションが継続可能な期間を超えてもまだリハビリの継続が必要な患者様がどうしてもいらっしゃいます。
そこで、65歳以上で、運動器リハビリテーションの制限日数を超過してもリハビリが必要な方については、介護保険を使ったリハビリに移行するように求められております。
当院ではこれまで理学療法士が不足しており手が回りませんでしたが、今春の理学療法士増員に伴い、平成29年5月1日より介護保険を使ったサービスを提供できるようになりました。
介護保険のサービスには様々な種類があるのですが、当院での介護サービスはリハビリテーションの継続が主な目的ですので、当院では通所でのリハビリテーションのみを提供させていただき、いわゆるデイサービスのような食事や入浴あるいはレクリエーションなどのサービスは行いません。
しばしば介護サービスを利用される方から、「デイサービスに行ったらやりたくもないお遊戯をやらされて馬鹿にされている気分がした」とか「強い筋力トレーニングを課せられて却って体の痛みが強くなった」というようなご意見を伺うことがありますが、当院ではこれまで続けられてきたオーダーメイドの運動器リハビリテーションの延長として行いますので、このような問題はまず生じません。
介護サービスを受けるに当たっては、介護認定審査を受けて要支援または要介護状態であると認定されないといけませんので、まずは介護認定の適応になるかどうかをご相談ください。